介護の悩み ~ 認知症 どうして徘徊するのかな ~
みなさんこんにちは。
朝から外は雨模様ですが、いかがお過ごしですか???
昨日は地下鉄梅田駅での火事騒動や高槻市富田丘町の
JR踏み切り事故など、鉄道関係でドタバタした1日でしたね。
電車を利用していた方々、足には影響ありませんでしたか???
さて、前回は『腰痛』についてお話させていただきましたが、
今回は『認知症』についての書かせて頂きます。
現在、お家などで介護をされている方の中には認知症で
悩まれている方が多くいらっしゃると思います。
中でも『徘徊』は外に出て帰ってこれなかったり、夜に歩き回り
家族が落ち着いて眠れないなど、たくさんお話を伺います。
実は認知症の方が徘徊するのには理由があると言われています。
私たちは全然知らない土地や部屋で独り取り残されたらとても不安ですよね。
同じように認知症の方も買い物に行こうとして道が分からなくなったり、
夜目が覚めたら自分のいる場所が理解できなかったりと、多くの場合は本人の
不安感からくるものと考えられます。
そんな時に知ってる人に会ったり、話しかけられたらすごく安心すると思います。
徘徊が始まると、頭ごなしに相手の行動を抑制するのではなく、まずゆっくり
相手の話を聞き、何がしたいのか・何が不安なのかをうまく聞きだすことができれば
落ち着いてくださることが多いです。
それでも強引にひとりで外に出たがる場合は、少し後ろから着いて行き
頃合を見て偶然を装って『あら、ご飯ができたから一緒に帰りましょうよ』などと
声をかけると意外と落ち着いて帰ってくださいます。
介護する側は認知症の方の理解し難い行動で、戸惑い、苛立ったりすると思いますが、
認知症の方は『どうしてこんなことになったんだろう・・・』と日々不安に思っています。
無理なく少しずつでいいので安心できる環境作りを意識していくと、
お互いにすごしやすい生活へと変わっていくと思います。
まずはできる範囲で変えれることろからやっていきましょう。