食事の介護 《 美味しいと感じる食事の演出 》
おはようございます。
暖かくなってきたと思ったら、また寒さが戻ってくる…
みなさん体調管理には気をつけてくださいね。
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さて、介護に役立つ情報を少しずつですが更新しております。
今回は食事について少し書いてみようと思います。
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ご自宅で介護さている方で最近おじいちゃんやおばあちゃんの
食事の量が少なくなってきたと感じることがあると思います。
歳をとって昔に比べてあまり動かない、食べる量が少なくなったなど、
いろいろ原因はありますが、人間にとって食事は日々の楽しみのひとつと
同時に生命活動を維持するためには不可欠なものでもあります。
食事量が減ると栄養状態も悪化し、病気の予防・回復、床ずれの原因ともなります。
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そういった中で、高齢者自身の食べる意欲が低下している場合は一度献立の
見直しをしてみてはいかがでしょうか?
食事を口で味わうだけではなく、視覚や嗅覚の刺激、献立の演出にも工夫をしてみましょう。
色とりどりの食材で香り豊かに調理し、正月のおせち料理やひな祭りのちらし寿司、
十五夜に月見団子を出すなど行事食で外出の機会が少ない高齢者に四季の移ろいを演出する。
そうすることで高齢所の食欲増進に繋がります。
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木々が芽吹き美しい花が咲く暖かい春も目前、食卓にも色とりどりの献立で
お年寄りが美味しいと感じる食事を考えていきましょう。