オープン・クエスチョンとクローズ・ドクエスチョンとは
みなさんおはようございます。
阪神タイガースは一昨日の広島戦の完敗もなんのその、
昨日は見事な大勝利でした。
今日の広島戦も勝利して土曜日からの東京ドーム
対巨人3連戦に勢いをつけましょ~!!!
☆
とゆーことで、独り盛り上がりはさて置き…
皆さんは『オープン・クエスチョン』と』クローズド・クエスチョン』
というのはご存知でしょうか?
これは一般的な質問方法の代表的な分類で、
海堂尊さん原作の小説やドラマの『チームバチスタの栄光』という
作品にも描かれていたのでご存知の方もいらっしゃると思います。
☆
『オープン・クエスチョン』とは、「何が食べたいですか?」や
「~さんはどんな歌が好きですか?」など解答の範囲を
限定せずに自由に答えてもらう方法です。
『クローズド・クエスチョン』とは、「魚がたべたいですか?
お肉が食べたいですか?」や「~さんは演歌は好きですか?」
など「AかB」や「はい・いいえ」で答えることのできる解答の
範囲を限定した質問方法です。
☆
この2つの質問方法のうち、『クローズ・ドクエスチョン』は
重度の認知症の方とのコミュニケーションに大変有効であります。
コミュニケーション能力の低下した認知症の方に対して、
オープンな質問をしてもなかなか答えが出てこずに
意思の疎通が困難になる場合がありますが、解答範囲を
限定したクローズな質問をすると、二者択一の解答で
いいので比較的スムーズに答えを聞くことができます。
☆
しかし『クローズ・ドクエスチョン』は解答しやすい反面、
限定した答えしかできずに本当の意思の表出が
できているかどうかが難しいところです。
例えば、本当は野菜が食べたいのに魚や肉しか
選択肢がないと本当の意思の表出ができていない
ことになりますよね。
これは要介護者の自立支援や選択の自由を尊重した
ケアにはならないので、高齢者とのコミュニケーション
方法としては慎重に考えていって下さいね。